中国に嫁いだ私の生活記

中国在住五年目(澳門→広東→江西→湖北武汉)

我住过的各种房子

中国で暮らしてきて五年目に入っているわけだが、実に色んな家に住んできた。

マカオでの一年間は、会社が提供してくれていた超高層マンションの3LDKに三人でルームシェア

セキュリティーもしっかりしていて、24時間ロビーには保安が待機しているタイプ。

家賃がとても高額なマカオではこのようなマンションは到底自分では住むことが出来そうにない。

広東省ではホテルのサービスアパートメントに。

サービスアパートメントとは、ホテルに長期間滞在する出張者や駐在員が多く、普通のホテルの客室とは異なりキッチンやリビングが付いている、普通のマンションのような感じ。

私が暮らしていた部屋はいわゆる1Kタイプだったけどとても広く、ハウスキーパーが毎日部屋に来てくれるため掃除をする必要もなく、その都度新しいタオル一式とベットで悠々と暮らすことが出来た。

トイレットペーパーやティッシュがなくなった、電気が切れた、水のボトルを交換してほしい、など何かあればすぐに電話で応対してくれるのも便利。

一番小さいこのタイプの部屋で一ヶ月約7000元ほど。今はもっとするのかな。私は住み込みだったので全てが無料でしたが (。・ω・。)

そして江西省では最も貧乏な生活を…。

見るからにボロッボロな、ローカルでも住まないんじゃないかと言うような汚いボロアパートの6階を自宅としていた。(エレベーター無し)

一部屋だけで家族で暮らすのは本当にキツかったけど、それはそれで嫌いではなかった。

外観からは想像できないほど、中は小綺麗に装修されていたのも大きいかな。

こんな所に住むこともまた経験…こんな所でひっそりと暮らしている、その生活臭漂う日々がまた私を虜にしたのかもしれない。

歩いてすぐにある大きな市場が大好きだった。

活気に溢れていて、見たことのない色んな食材が所狭しと並んでいる様は見るだけでワクワクした。

ボロアパートの階下に店を持つ若い夫婦と挨拶を交わしたり、毎日のように鳴り響く爆竹の音に苛立ったり、鼠が天井をもの凄いスピードで追いかけ合っている音を耳にしながら眠るのも、今になっては遠い昔のことの様。

 

さすがにこの状況を打破しなければと立ち上がった自分に大きな拍手を送りたい。笑

妥協したくなかったから、これだと言う満足のいく仕事を得るのに時間が掛かった。

週末は休み、お給料や待遇の良さ、自分が働いていく上での環境の良さ、などなど色んなことをクリアしたのが今の会社だ。

会社が提供してくれているこのマンションも、マカオと同様に超高層で最上階が34階になる。

そんなマンションが何棟も何棟も建てられていて一つの町のよう(小区)。

私が暮らしているこの地区では珍しくない光景だ。

そんな中、とある28階のとある一室に我が家はある。

必要なものは全てが揃っており、唯一テレビがないものの会社の方で房东(オーナー)に手配してもらっていた。

国慶節が明けてからの配送になるらしく、どんなテレビが届くのか楽しみだ (`・∀・´)♪

白を基調としたシンプルな家具の中に、素敵な絵が飾られている。

f:id:aizi-ruyi:20171003144952j:image

f:id:aizi-ruyi:20171003145008j:image

よく見ると毛糸のようなものでひと針ずつ編まれている

f:id:aizi-ruyi:20171003145044j:image

洗濯物をこのように干すタイプの部屋は初めて

f:id:aizi-ruyi:20171003145213j:image

左の壁に取り付けてあるハンドルバーをくるくる回して上げ下げ可能になっている。

 

ミニマリストにはやはりなれないけど、シンプルな生活を送りたいと常々思っている。

自分が必要と思うものだけ取り入れる。

いくら豊かになろうと、その考えはきっとずっと変わらないだろうな。

食べ物だって、スーパーよりも市場で直に買う。

市場の一角にお店を持っているようなところより、路上で細々と食材を売っているところがおすすめ。

自分の農家で直接採れたものを売りにきているから。

そんな人の姿は、義実家の人々とよく似ていて親しみの念すら抱く。

ただ、南昌の巨大市場を見てしまった後でここの市場を見ると本当に本当に物足りない。。。

端から端を五分も歩かずにおしまい。

武漢は内陸だから海鮮だって希少なもの。今まで暮らしてきたどことも異なるため、そこは現在進行形で慣れていこうとしているところ。

 

どこだって住めば都なのさ (˘⌣˘)♡